Interview

社員インタビュー

営業本部 営業推進部長佐藤 裕介

新人時代の成功体験が礎に
実績を重ねて支店長に昇格

私は新卒で入社後、営業の最前線でキャリアを重ねました。入社したばかりの新人の頃を振り返って一番に思い出されるのが、私の営業の原点とも言えるような、ある加盟店さまとのエピソードです。入社したばかりの当時、担当を任されたエリアで、過去に諸先輩方がいくら営業をしに訪問しても取引いただけなかった自動車販売店がありました。私はどうしてもその販売店さまとお取引をしたくて、その社長のもとに、3ヶ月間毎日訪問し続けました。そんなある日、その日は朝から台風で、ずぶ濡れになりながらいつものように社長のところへご挨拶に伺いました。すると、社長は「おたくの営業はこんな台風の日にも訪問しに来るのか!」と大変驚かれそれまで私のことを見向きもしてくださらなかった社長から、翌日お電話をいただき、その販売店さまで取り扱う全てのローンを私に任せてもらえることになりました。その時は本当に嬉しかったですし、営業という仕事は人と人との信頼関係が何よりも大切であり、まず自分という人間をお客さまや加盟店さまに信頼していただき選んでいただくことが基本なのだと、強く実感した貴重な体験でした。

それ以降、上司や先輩方のサポートを得ながら、新規の加盟店さまをコツコツと開拓し、営業としての実績を積んでいきました。そして、2013年に当社がイオングループ入りした後、新たな支店を開設する運びとなり支店長を任されることとなりました。

大きな裁量を持って支店を運営
若くてもチャンスを与えてもらえる会社

支店長に就任した当時、私は30代でした。当社は若くても大きなチャンスを与えてもらえる会社です。支店のメンバーをマネジメントするのは初めてで不安もありましたが、全くのゼロベースから支店を立ち上げる経験など、他の企業ではそう得られるものではないと思い、ぜひ自分の力で盛り上げていきたいと奮起して赴任しました。当社では、支店長に大きな裁量が委ねられます。加盟店さま向けのキャンペーンを独自に企画したり、効率的な営業ルートを考案したりと、営業戦略もそのエリアの地域性や特性にあわせて支店ごとに異なります。私も他のエリアの支店長たちと同様、メンバーたちと一緒に「どうすればお客さまや加盟店さまの期待に応えられ、取引を拡大できるか」と知恵を絞り、さまざまな営業施策を考案しては実行に移していきました。

その中の1つとして時間をより有効に活用し、効率的に営業できる方法でタブレット端末を利用した営業支援システム(Sales Force Automation)を導入していますが、システム導入から携わることで自分のアイデアを取り入れていただき、今では支店内でのコミュニケーションロスをなくすことや、メンバーとの情報交換のツールとして積極的に活用されています。自分のアイデアをカタチにして自ら発信すれば、それがきちんと評価されて取り上げられ会社全体に影響を与えていく。そんな仕事が経験できるのも当社の醍醐味だと思います。

現在は事業拡大のための企画に奮闘
将来はグローバル展開にも挑戦したい

支店長を1年半ほど務め、新規加盟店さまの開拓や取引拡大で実績を積んだ後、本社の営業推進部に赴任しました。そこで私が任されたのは、太陽光発電や住居のリフォームなどを扱う住宅関連のローン事業、および農家の皆さま向けの農業機械ローン事業を拡大するための施策を企画立案する部署の責任者です。社長からは直々に「あなたが良い企画を考えることで会社をもっと発展させてほしい」と激励の言葉をいただき、大きな責任を感じつつも、現場の営業担当がよりいっそう活躍できるような仕組みづくりに意欲を燃やしています。

近い将来では、グローバルな舞台で新たな市場の開拓にチャレンジしてみたいとも考えております。イオングループはいまグローバル展開を積極的に推し進めており、アジア諸国を中心に大規模なショッピングモールを次々に出店しています。当社もそうしたイオングループのグローバル戦略に乗じ、経済成長が著しいアジア諸国の方たちに、自動車や住宅関連のローンを提供していくことになるでしょう。機会があれば私もぜひそこに参加し、さらに有意義なキャリアを積み重ねていきたいと考えています。

※内容はインタビュー当時(2016年5月)のものです。

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